今年も残り2ヶ月、徐々に寒さが増してきました。そろそろ年末が意識され始め、お仕事や生活の中でも年末に向けて行動されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
年末でやらなければならないものとして思い浮かぶのは「大掃除」。 一年の汚れをしっかり落として、綺麗な部屋ですっきりした気分で新年を迎えるため、普段の掃除よりも気合を入れて大掃除に臨む、という方がほとんどでしょう。
しかし、仕事でも私生活でも、何かと慌ただしくなるのが年末でもあります。そうなると範囲が広くて時間も手間もかかる大掃除は、後回しになりがちに。結局、満足いくまで掃除を終えることができなかったり、慌ててやったためやり残しがあったり、そもそも大掃除にとりかかれなかった…なんてことも。
慌てずゆっくりと年末を過ごすためにも、秋から大掃除をコツコツ進めてみてはいかがでしょうか?
秋から大掃除を始めるメリット
1.気候が掃除に適している
秋掃除の大きなメリットとしてあげられるのが、気候が掃除に適していることです。寒い冬は水も風も冷たく、水まわりや屋外の掃除、換気が苦になってしまいます。秋は年末の時期に比べ、日が出ている時間が長く、日中は比較的暖かいことが多く、心地よい気候の中で掃除や片付けに専念できます。
また、寒すぎない気候は油汚れを落とすのに、乾燥している気候は、水拭きをしたあとの棚やタンスの中に空気を通してしっかり乾燥させるのに最適です。
2.スケジュールが立てやすい
忙しい時期の師走では、一気に大掃除をしようとしても、天候や急な用事で思うように掃除ができないことがあります。また、年末年始を含む12月~1月はごみ回収が通常とは異なるスケジュールであることが多く、さらに、不用品回収やリサイクルなどを業者に頼む場合も、自分の希望通りにいかない、なんてことも。秋の大掃除は、年末まで十分な余裕があるので、急用ができてもリカバリーできますし、ごみ捨てなどのスケジュールも立てやすいです。
3. 年末に慌てなくて済む
10~11月までに大掃除を進めて段取りをしておけば、12月は仕上げをするだけ。手間も時間もかからないので、体力的にも精神的にも負担なく、気持ちよく新年を迎えられます。年末の数日間で大掃除しなきゃ、と思うと心に負担がかかり、腰も重くなってしまうもの。年末前に大掃除をほとんど終わらせておけば、疲れもストレスもなく、気持ちがラクになり、ゆっくりと年明けを楽しむことができるでしょう。
今回は秋から大掃除を進めるメリットを紹介しました。次回は大掃除に向けてやったほうがいいことや、大掃除後に汚れを溜めない予防策についてです。