東京・埼玉で産業廃棄物を回収する遠藤商会

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2021年4月26日

廃棄物の処理の一環「中間処理」とは?

普段、私たちが出しているごみ。ごみ出しをしたあと、廃棄物がどのようにして処分されているのか、知らない方も多いかと思います。

廃棄物処理の流れ
①分別・保管
廃棄物の種類ごとに分別し、回収まで事業場の一画に一時保管。
②収集・運搬
排出者の保管場所から廃棄物を収集し、処分場まで運搬。
③積替・保管
集荷した廃棄物を別の車に積み替えて出荷するまでの間、一時保管。
④中間処理
廃棄物の約8割は中間処理施設に運ばれ、加工されてから次工程に。
⑤再生
廃棄物を加工して原材料化する、いわゆる「リサイクル」。
⑥最終処分
最終処分とは埋め立てのこと。
※こちら【知ってて得するシリーズ第1弾「産業廃棄物」の処理の仕方】でも紹介しています。

上記のなかでも「中間処理」はなかなか耳慣れない言葉だと思います。中間処理とは、どのようなことが行われているのでしょうか?

「中間処理」とは?

中間処理とは、産業廃棄物を最終処分しやすいように処理することを指します。処理工程は下記のような流れとなっています。

中間処理の工程
①計量
車輌1台ごとに産業廃棄物の重量を計る。
②受入検査
マニフェスト記載の品目に該当しているか、処理できないものが入っていないかなど検査。
③粗選別
大きいもの、重いもの、長いものなどをその場で大まかに分別、廃棄物内容の安全確認の意味合いも。
④手選別
人の手による選別が行われる。
⑤一時保管
場合によって一時保管されることがある。
⑥処分
廃棄物の種別に沿った方法で処分を行う。
・焼却:燃え殻にすることで減量化を行う
・破砕:砕いて減量化を図る
・溶融:燃え殻などを高温で溶かす
・脱水:汚泥などから水分を取り除く
・選別:リサイクルしやすいように分別
・安定化:廃酸や廃アルカリなどを中和して、安定した状態にする
・無害化:有害な廃棄物から有害物質を除去したり、分解する
⑦処理後保管
処分後の廃棄物種類ごと保管され、出荷を待つ。
⑧排出
保管量が大型トラック1台分の量に達した段階で、最終目的地に向け出荷。

なぜ「中間処理」が必要なのか?

中間処理を行う最大の理由は、廃棄物の容量を減らすためです。廃棄物は最終的に埋め立てされます。リサイクルできるものを分別し、リサイクルできないものは焼却や破砕などの中間処理を行うことで、最終処分場で埋め立てる量の抑制を可能としています。実際、排出されている産業廃棄物は、中間処理することによって約半分の容量にまで減ってきています

弊社は埼玉県入間市に中間処理施設を保有しており、産業廃棄物の中間処理業務も行っております。建築現場や工場からでる廃材、金属くず、プラスチック、ガラス、コンクリート片など産業廃棄物の回収・収集運搬・廃棄物処理いたします。

遠藤商会では廃棄物処理法にのっとり、東京、多摩、川崎市、埼玉のお客様の産業廃棄物・廃棄物処理状況に合わせたご提案をさせていただいております。東京23区をはじめ、多摩地区、川崎市、埼玉などの広域なエリアを対応可能区域としています。

産業廃棄物をはじめ廃棄物の処理などにお困りの方、ぜひ遠藤商会までお問い合わせください!

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