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2021年3月18日

春は火災件数が最多! 意外な出火原因も。

3月に入り温かい日が多くなってきました。コロナ禍でまだまだ気が緩まらないなかではありますが、暖かな気候や鮮やかに咲き始める桜の花などに、気持ちが穏やかになってくるのが春という季節でもあります。

 

しかし、春季と分類される3~5月は穏やかな気候とは裏腹に、四季のなかで火災件数が最多という油断ならない季節でもあるのです。令和元年の年間出火件数(37,683件)のうち約32%(12,156件)は春季で発生しています。空気が乾燥していると、火事が起こりやすく、火も回りやすいため、広く空気が乾燥している春は火災が多くなっています。(空気の乾燥による火事についてはこちらの記事でも紹介しています。)

 

出火原因
令和元年の出火原因を見てみると、たばこ(3,581件)が最多で、次いでたき火(2,930件)、こんろ(2,918件)となっています。建物火災に着目した場合、こんろが出火原因であることが最も多くなっています。こんろの種類別ではガスこんろによる火災、主な経過または発火源では消し忘れによるものが最多となっています。

消防庁:令和2年版 消防白書

 

天ぷら油は加熱から15~20分で発火点に達するため、つい目を離して来客や電話に対応している間に炎が燃え上がってしまいます。火を扱う際はこんろから離れないことが重要で、離れるときは必ず火を消すようにしましょう。

 

こんろやたばこ以外にも、意外と思いつかない原因もあります。

意外な出火原因
①電子レンジ
食品を必要以上に温めたり、電子レンジ不可の容器ごと加熱したりすると、発火や火花が散るおそれが。
②衣類乾燥機
油分を含んだものを高温の状態で放置すると自然発火することも。
③IHクッキングヒーター
IH製品は熱する力が強く、短時間で油が高温になるため、センサーが反応する前に発火する危険が。
④収れん火災
鏡やペットボトル、花瓶などが凸レンズのような作用で日光を一点に集め、布や紙などを熱して発火させる。

 

万が一火災が発生し、火が天井まで回ってしまったらすぐに避難してください。119番通報は、必ず避難して安全を確保してから行いましょう。その際、現場の住所や情報をできるだけくわしく伝えます。火災に巻き込まれないよう、自分を最優先に守ってください。

 

遠藤商会では、り災現場の解体工事、火災ごみの回収・処理業務も行っています。もしも火災に遭ってしまった際は、解体・ごみ処理のプロである弊社がサポートいたしますのでお問い合わせください。

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